硬式テニス漬けのまいにち

硬式テニス好きの人は寄っていってね

15年ぶりにテニスを再開しました!〜テニスと私のエピソード〜

あれは2002年の7月某日。

 

当時小学校4年生だった私は大好きだった週刊少年ジャンプを読んでいた。

そこでどハマりしたのが「テニスの王子様」である。

 

どハマりした私はジャンプで読んではいるものの単行本を買い、アニメイトでグッズを買い、プレステやゲームボーイアドバンスのソフトは予約してまで購入していた。当時通っていた学習塾をサボってテニプリのゲームに没頭したのを覚えている。

 

そんな日を過ごしているうちに「おらも、テニスをやりてえ」と思うようになってきた。

母子家庭で金銭に余裕などなかったが母親に土下座して頼み込み、なんとか近所のテニススクールに通う事に成功した。「おらもいつかリョーマみたいにツイストサーブを打つ男になる」と誓って・・・

 

しかし1年ほど経ったある日、母親から「お金ないからテニスは続けられない。ごめんね」と言われた。なんとも言えない感情になった。小学4年生の私では稼ぐ術も思いつかず、母親の言う事を聞くしかなった。

 

しかし、根っからのポジティブ思考な私は「中学校にあがったらテニス部に入ればいいじゃん」と思い、なんとか小学校卒業までこぎつけた。

 

「念願の中学生だ!テニスに恋に遊びに、色々楽しんでやる」そう意気込み、中学の門をくぐった。

校長からの挨拶もすみ、各部活動の紹介がはじまる。サッカー、野球、吹奏楽・・色々な部活動の先輩が楽しそうに部活の内容を紹介してくれた。胸が躍った。

 

だが、結局テニス部の紹介はないままに部活動紹介は終わった。

・・・そう、私の入学する数週間前に廃部になった事を知らされた。・・・絶望に打ちひしがれた。

その後は3年間ゲームと遊びにあけくれ、消化不良状態で中学を卒業した。

 

時は流れ10年間、テニスとは無縁の生活を送っていたが、私の中にあるテニスへの想いは消える事なく胸の奥底で静かに燃えていた。

もう社会人になり、地元を離れて東京にも来た。もう一度テニスをしたい・・・!越前リョーマになりたい・・・!いい年こいたアラサーが発起し、テニススクールに通い、社会人テニスサークルに参加しはじめました。

 

長くなりましたが、今では毎週末テニスを楽しんでいます。

いつか越前リョーマになる日を夢見て・・笑

 

 

P.S これからテニス全般についてブログを書いていきますので、よろしくお願いいたします!